メンバー

教授

　　

初期臨床研修を経て病理医となり、以降、実地での病理診断業務と並行して、研究活動を行ってきました。東京大学に8年間、秋田大学に4年間、大阪大学に3年間在籍した後、令和3年に金沢大学に着任し、分子細胞病理学分野を運営しています。地方をまたいで複数の大学で病理診断、研究、教育の在り方を見てきた経験を活かして、明るい教室を作っていきたいと考えています。私自身が、病理診断業務の過程で得られる気づき、洞察をベースに、基礎的なデータを積み上げる形での研究を志向してきたこともあって、当講座では何よりも「きちんと病理組織を見ることができる人材」「検体から情報を拾い出して整理できる人材」の育成を重視しています。そのための教育には労を惜しまないつもりです。光学顕微鏡下での観察を軸としつつ、次世代シーケンスをはじめとする新技術を積極的に導入することで、病理学に新しい展開をもたらすことができると信じて、スタッフ一同団結して取り組んでいく所存です。

　　

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助教

　　

一般病院での臨床研修後、大学院生として秋田大学器官病態学講座で病理診断を学ぶとともに血管新生について研究を行ってきました。大学院修了後は、診断業務を行いながら、循環器病理を中心に研究を継続してきました。2022年から金沢大学に助教として着任しました。病理診断、研究、教育をバランスよく行っていくことを目標にしています。

　　

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助教

　　

初期臨床研修後、京都大学で病理専門研修をスタートさせ、診断病理学の研鑽を積んできました。2017年から出身校である金沢大学附属病院で病理診断業務を行い、2023年11月に分子細胞病理学に助教として着任しました。専攻医から一貫して脳腫瘍病理に興味を持ち、博士課程では金沢大学脳神経外科学講座で臨床の視点を活かした研究課題に取り組みました。分子細胞病理学では、これまでの経験を活かしながら様々な手法を習得しつつ、病理診断をベースに形態の背景に広がる病態・機序の解明に向けた研究に取り組んでまいります。診療、研究の基盤となる病理診断に関しては、従来の形態診断に加え、各分野で整理されつつある分子遺伝学的分類に対応できる体制が整えられるよう精進してまいります。

　　

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協力研究員

氏名	所属	学位・資格等
源　利成 Toshinari Minamoto	JCHO金沢病院	M.D., Ph.D.
堀江　真史 Masafumi Horie	神戸大学大学院医学研究科　病理学講座分子病理学分野　教授	M.D., Ph.D.

研究員

氏名	役職	学位・資格等	出身大学
伊藤　歩美 Ayumi Ito	金沢大学附属病院 病理診断科・病理部　特任助教	M.D. 病理専門医 細胞診専門医	秋田大学(H27)

博士課程大学院生

氏名	所属	学位・資格等
鈴木　美奈 Mina Suzuki	金沢市立病院 中央診療部臨床検査室	M.S. 臨床検査技師
高木　翔太 Shota Takagi	東京大学泌尿器科　博士課程	M.D.
熊田　雄仁 Takehito Kumata	がん研有明病院病理部　病理専攻医 (出向中）	M.D.
吉川　あかね Akane Yoshikawa	金沢大学　分子細胞病理学	M.D.
和田　崇志 Takashi Wada	金沢大学附属病院 呼吸器外科　助教	M.D. 外科専門医

技術職員

氏名	学位・資格等
水上　隆 Takashi Mizukami	臨床検査技師
三谷　有貴 Yuki Mitani	臨床検査技師
近藤　真央 Mao Kondo	M.S.

学部生（Medical Research Training Program）

氏名	学年
安村　大樹（Taiju Yasumura）	医学類６年
勝尾　道（Hiromu Katsuo）	医学類６年
服部　紗慧（Sae Hattori）	医学類６年
小池　知生（Tomoki Koike）	医学類５年
嘉藤　彩乃（Ayano Kato）	医学類５年
有持　優輝（Yuki Arimochi）	医学類５年
今井　歩美（Ayumi Imai）	医学類４年
田中　蔵人（Kurato Tanaka）	医学類４年

OB・OG

氏名	所属
尾山　武（Takeru Oyama）	金沢医科大学臨床病理学講座　講師
中村　律子（Ritsuko Nakamura）	愛知医科大学病理学講座　講師